前回、カッサマッサージについてお話しました。
【魔女たちの22時】に出演した島くみ子さん 51歳は、病気に侵され身体も顔もボロボロになったものの、このかっさマッサージで30代の美肌を取り戻したと言います。島さんの場合は、カッサ板ではなくレンゲを代用し、マッサージを続けた結果、しみ、くすみを解消。さらに顔全体がリフトアップするなど、様々な効果が。あまりの若さに番組にいた全員が驚きを隠せない様子だったそうです。その他、どのような身体の悩みに効くのかは、前回の記事をご覧ください。
今回は、そんなカッサマッサージのやり方についてご紹介します。
《用意するもの》
・カッサ版
・ない場合は、陶器れんげ
（1）取っ手部分の「柄」の先が少しカーブになっており、丸みのあるもの
（2）スプーン状になっている部分はできるだけ分厚く肌触りの良いもの
《カッサマッサージのやり方（顔編）》
（1）通常のマッサージ同様、滑りをようするためにフェイスクリームを顔全体に塗ってください。
まずは、各ヶ所の老廃物をよく解していきます。
（2）三ヶ所を擦り、リンパの流れをよくします。（れんげの場合は「柄」を使用。カッサ版は先端を使用）
・耳の前を上から下に 5回
・顎の下から耳の下まで 5回
・鎖骨の上を内から外にむかって 5回
（3）次に5ヶ所。円を描きながら解します。
・おでこから、生え際に向かって 3回
・頬骨の下、鼻の横からこめかみに向かって 3回
・口角から横から耳の真ん中に向かって 3回
・顎の真ん中から耳の前に向かって 3回
（4）老廃物がよく解れたところで、次にリンパを流します。（れんげはスプーンを使用、カッサ版は面を使用）
・顔の真ん中から耳の前 1回
・鼻の横から耳の前 1回
・口の横から耳の前 1回
・顎の中央から耳の前 1回
すべて、耳の前に老廃物を集めて、鎖骨の上に向かってリンパを流します。
（5）鎖骨に流したリンパはさらに、鎖骨から外側へ流して完了です。（左右）
《ポイント》
少し力を入れただけで、多少の痛みを感じるのは、老廃物が溜まっている証拠。
ぐりぐりと力を入れたくなりますが、そこは数回撫でるのがベストです。
カッサマッサージは、身体にも効果があります。股関節やひざ裏などリンパ節の集中する部分や「第二の心臓」と言われる足裏など、気になる部分にカッサマッサージを行ってみてください。
顔だけでなく、身体や体内の機能にも効果的な万能アイテム、カッサマッサージ。あなたも、見た目年齢を感じさせない若々しい美肌、健康を手にいれてみてください。
